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今回の先生:石野 孝先生

かまくらげんき動物病院院長
石野 孝先生

[第1回Lesson]健康管理のプロに聞く! 家庭でできる 肥満対策&食事管理

室内飼育による運動不足や避妊去勢手術などの影響で、どうしても肥満気味になってしまう犬は多いものですが、肥満は万病の元であり、犬にとってよいことは一つもありません。愛犬が元気に長生きできるように、肥満の原因やリスク、肥満度のチェック方法や高齢犬のダイエット方法、さらにダイエットに効くツボなどについてお教えします。

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石野孝先生(かまくらげんき動物病院院長)

獣医師。1991年から中国の内モンゴルで中国伝統獣医学を学び、かまくら・げんき動物病院を開業。最新の西洋医学にペットにやさしい東洋医学を取り入れた治療に取り組んでいる。著書に『わんこのダイエット』(インターワーク出版)、『愛犬の寿命を5歳のばす本』(祥伝社)、『ツボ指圧でわんこ元気』(幻冬舎)、『ペットのためのアロマ救急箱』(文芸社)他多数。

かまくら・げんき動物病院

[1時間目]高齢犬の肥満の原因とリスクを探ろう

どうして太ってしまうのかしら?

女性イラスト

肥満は、食事などで体に取り入れる摂取カロリーが消費カロリーを上回ることで体に脂肪が蓄積するために起こります。太ってしまう原因の多くは食べ過ぎ(食事の与えすぎ)などによるカロリーオーバーです。避妊去勢手術をした犬では、ホルモンバランスが変化することで肥満になるケースも多く見られます。発情に伴う活動に費やしていたエネルギーの消費が減るために、食事管理などで摂取カロリーのコントロールをしっかり行わなければ、かなりの確率で肥満になります。さらに、シニア期になると年齢と共に基礎代謝(呼吸する、心臓を動かす、体温を維持するなど生命活動のためのエネルギー)が落ちることも肥満の大きな原因になり、今までと食事の量や内容を変えていないのに太りやすくなるという、人間の中年太りと同じような現象が起こります。

肥満になるとどんな影響があるの?

女性イラスト

肥満になると、余分な脂肪が付いて大きくなった体を維持していくために体中の器官がオーバーワークになり、疲労も激しくなるために必要以上の負担がかかって健康に悪影響を与えます。負担がかかれば老化が早まりますし、糖尿病、心臓病、腎臓病、肝臓病、アトピー性皮膚炎、関節炎など、さまざまな病気の元になります。
また、最近の研究では、がん細胞は脂肪細胞が多いところにできやすいことが報告されており、肥満ががんのリスクを高めることも懸念されています。老化によってただでさえ体の機能が低下してくる高齢犬にとって肥満は大敵! 肥満は万病の元であり、愛犬に苦痛を与え、寿命を縮めることにもなりかねません。

ここがポイント
  • 犬にもある中年太り!高齢犬は基礎代謝が落ちるので太りやすくなる。
  • 肥満は万病の元であり、高齢犬にとっては大敵。
  • 避妊去勢手術をした時点で、肥満予防の対策を始めよう。
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