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今回の先生:中川 寛先生

ケーナイン・アンリミテッド オーナー
中川 寛先生

[第2回Lesson]しつけのプロに聞く! 高齢期を支える健康なカラダづくり

愛犬の健康なカラダづくりのためには、「適度な運動」が大切だと言われます。けれども、「適度な運動」といっても、実際にはどんなことをどれくらい行えばよいのか、意外とイメージしにくく、「いちおう毎日お散歩には行っているけれど……」という方が多いことでしょう。この“なんとなく”日課で行っているお散歩や室内での遊びが、少しの工夫と意識づけで効果的な運動になり、筋力アップにつながります。筋力の衰えによる基礎代謝の低下が気になってくる高齢期に備えるため、また、すでに高齢期を迎えて筋力の衰えが気になる愛犬のためにも、これからの健康なカラダづくりに役立つ散歩や遊びのコツを伝授します。

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中川 寛先生(ケーナイン・アンリミテッド オーナー)

ケーナイン・アンリミテッドは都会で暮らす人と犬の生活を快適にすることを目的にしたしつけ教室。5年後、10年後、シニアになった時にも困ることがないように、家庭犬として必要なしつけ方を子犬だけでなく成犬にも教えている。ほめてしつける「陽性強化」を基本にした、人にも犬にも楽しい理論的なトレーニングプログラムが好評。犬のしつけに関する書籍などの監修も多数。

ケーナイン・アンリミテッド

[1時間目]毎日の散歩を再確認しよう

散歩の効用ってなに?

女性イラスト

愛犬の健康なカラダづくりで基本となるのは、適切な食事管理と適度な運動です(「食事管理」については『第1回Lesson』をご参照ください)。犬も運動することで筋力がアップして足腰が鍛えられたり、基礎代謝量もアップし、新陳代謝が促進されたりします。

特別な競技に参加をしているアスリート・ドッグや、ワーキング・ドッグではない、ふつうの家庭犬では、毎日の散歩が運動の時間になっているのが一般的です。また、散歩は単に運動するだけでなく、飼い主さんとの大切なコミュニケーションのひとときでもあり、他の犬や人と接して社会性を身につける場でもあります。さらに、犬の気分転換になり、好奇心を満たして単調な生活に刺激を与えます。つまり、散歩は年齢に関係なく、愛犬の体と心の健康のために重要なのです。

食事や運動に気をつけていても、年を重ねるごとに筋力や基礎代謝量はどうしても徐々に落ちてきますので、成犬期はもちろん、とくに高齢期は、後々の健康を見据えたカラダづくりを意識して取り組みましょう。

毎日の運動(散歩)、量と質のどちらが大切?

犬の散歩は量より質が大切です。特に運動を目的とするのならば、だらだら歩いたり時間を長くしたりするだけではなく、内容にひと工夫したいもの。ウォームアップでゆっくり歩き、途中で小走りやダッシュを取り入れたり、散歩コースを日によって変えたり、坂道や舗装材の異なる路面を歩い女性イラストたりするなど、変化をもたせてメリハリをきかせましょう。いつものコースを逆回りするだけでも気分は変わります。

適切な散歩量(散歩時間)は犬種や運動量、年齢、体調などによって異なります。小型犬でも1回30分、片道1kmくらいを1日2回が一つの目安。散歩から帰ってきたときに、適度に疲れてうたた寝するくらいが適量です。また、夏場は朝晩の涼しい時間帯を選ぶ、冬場は小型犬や高齢犬は洋服を着せて防寒対策を整えるなど、気候に合わせた配慮もお忘れなく。

ここがポイント
  • 散歩が単なる日課にならないよう、目的をしっかり理解しよう。
  • 運動としての散歩は内容にメリハリを利かせよう。
  • 散歩の目安は、帰宅時に適度に疲れてうたた寝するくらいが適量。
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