避妊・去勢の検討

一般的にメスは生後6カ月くらい、オスは6〜8カ月くらいで性成熟に達して最初の発情がやってきます。将来的に繁殖の予定がなければ、性成熟前の避妊・去勢手術を検討しましょう。

●避妊・去勢のメリット・デメリット

かつては、避妊・去勢手術は望まない妊娠・出産を避けることが一番の目的でしたが、最近では猫の健康のために行われるようになってきています。避妊・去勢をすることでメスもオスも発情に伴うストレスから解放されたり、他の猫との接触の機会が減ることで感染症にかかりにくくなったり、ケンカでケガをすることも少なくなります。メスでは子宮蓄膿症や子宮がん、乳がんなど、オスでは前立腺肥大など、それぞれ生殖器の病気の予防にもなります。また、メスでは発情期独特の鳴き声や行動が治まり、オスでもスプレー(尿をかけてニオイをつける)などの問題行動や放浪癖が治まるなど、猫の心身の健康面でもさまざまなメリットがあります。
デメリットとしては、オスもメスも太りやすくなる傾向にあるので、食事管理をしっかり行うことが重要です。

●避妊・去勢手術のタイミング

避妊・去勢手術は何歳でもできますが、発情期や体調が悪いときは避け、健康な状態で行うことが基本です。最初の発情(性成熟)の前の生後6カ月くらいで行ったほうが、病気予防や問題行動の抑止効果は高いと言われています。手術のタイミングについては、動物病院で相談して適切な時期を決めましょう。