快適なトイレの条件

猫は猫下部尿路疾患(FLUTD)をはじめとする、泌尿器の病気にとてもかかりやすい動物。不調を見逃さないように毎日のおしっこの状態をしっかりチェックしましょう。

●トイレケアは健康確認の時間

ウンチと同様に、おしっこには体調を伝える手がかりがたくさん含まれています。トイレのケアは単なる掃除や片付けではなく、健康確認の時間ととらえておしっこの状態をきちんと確認してください。

●健康なおしっこの状態を知る

日頃の健康なおしっこの状態を知らなければ、トラブルのサインを見逃してしまうかもしれません。猫の健康なおしっこは透き通った濃い黄色で、若干ツンとくるアンモニア臭があるのが正常な状態。通常は弱酸性ですがアルカリ性に傾くと結石ができやすい状態になり、刺激臭も強まります。1日2〜3回の排泄で、量は体重1kgあたり20ccくらいが目安です(体重3kgならば50〜70cc)。量は猫砂に吸収されてしまうので把握しにくいのですが、固まるタイプの猫砂では塊の大きさ(量)を覚えて置くとよいでしょう。

●こんなところをチェック

猫のおしっこは、回数、量、色、ニオイをチェックします。いつもと違うと感じたら、動物病院に連れて行ってください。とくに成猫期に注意したいのは、膀胱の中などに結晶や結石ができる「尿石症」です。結石などが尿道に詰まり1日以上おしっこが出なくなると、尿毒症を併発して命をおびやかす危険があるので、すぐに動物病院へ。

【猫のおしっこ、こんなときは要注意】
  1. ・ いつもより色が濃い、または薄い
  2. ・ 赤みや褐色を帯びている
  3. ・ 濁っている
  4. ・ 尿がきらきら光って見える
  5. ・ いつもとニオイが違う
  6. ・ トイレに行く回数がやたら多い
  7. ・ おしっこの姿勢をしているのに出ない
  8. ・ おしっこをするときに痛がって鳴く
  9. ・ 陰部をしきりに舐める
  10. ・ 水を飲む量やおしっこの量が増えた