定期的なブラッシング・シャンプー

ブラッシングやシャンプーが苦手という猫はけっこう多いもの。上手に行うコツは、猫に「気持ちいい」と感じてもらうことです。子猫の頃から慣らしておくことも大切です。

●ブラッシングのいろいろなメリット

ブラッシングで抜け毛を取り除くことは毛玉対策になりますし、血行を促進する効果もあります。部屋に散らばる抜け毛を減らすこともできて、人にとっても効果的。また、ブラッシングをすることで、毛の表面のほこりや汚れも取れるので、シャンプーの回数を減らすことも。毛の長さや毛質に合ったブラシを選んで、定期的に行いましょう。

【短毛種】ラバーブラシ&コーム(クシ)

短毛種のお手入れはラバーブラシが便利。ただし、それだけでは毛の深部まで届かないので、アンダーコートの抜け毛除去はコームで。コームを皮膚に沿わせるように寝かせて使い、毛の根元からしっかりとかします。

【長毛種】スリッカーブラシ(またはピンブラシ)&コーム

長毛種の毛玉は大きくなるとほぐれにくいので、お手入れはこまめに。まずスリッカーブラシで、皮膚を傷付けないよう、力を入れずにブラシの重みだけでとかしていくのがコツ。仕上げは根元からコームを入れて、もつれを残さないように。

●シャンプーは、必ず毛玉をほぐしてから

多くの猫は体が濡れることが嫌いでシャンプーは苦手です。室内暮らしの短毛の猫ならば、ブラッシングをきちんと行っていれば、ときどき蒸しタオルで体を拭く程度で問題ありません。長毛種の場合はブラッシングだけでは汚れが取りきれないので、月に1回くらいのシャンプーができれば理想的です。

  1. ① 必ずシャンプー前に軽くブラッシングをして抜け毛を取り除きましょう。毛玉やもつれ毛は濡れると固まるので、ほぐしておきます。お互いにケガをしないように、シャンプー前には猫も飼い主も爪を切ることも忘れずに。
  2. ② 猫は人と皮膚のpHが違うので、シャンプー剤は猫用のものを使用します。
  3. ③ 36〜38℃ぐらいのぬるめのお湯で、顔から遠い、体の後ろの方からゆっくりとお湯をかけはじめ、徐々に慣らしていきます。水しぶきで猫を怖がらせないよう、シャワーヘッドを体に近づけて使うのがコツ。
  4. ④ シャンプー剤を指先で手早く泡立てて、指の腹でマッサージするように、頭→背中→お腹→足→しっぽの順に洗っていきます。汚れがつきやすい肛門の周り、しっぽの付け根、足、お腹の下などはていねいに。顔はスポンジなどを使い、目や耳、鼻にシャンプーの泡やお湯がかからないように注意して洗いましょう。