おしっこのチェック

猫の腎機能は年を重ねるごとに徐々に衰えていきます。7歳頃から慢性腎不全の初期症状が現れはじめることがありますので、この時期もしっかりおしっこのチェックを行いましょう。

●特に量をしっかりチェックする

成猫期と同様、おしっこチェックのポイントは回数、量、色、ニオイです。「尿石症」はシニア期でも注意すべき病気ですが、さらにシニア期から増えてくるのが「慢性腎不全」です。腎機能が衰えダメージを受けることで起こる病気で、腎臓が正常に働かなくなるため、おしっこの量が明らかに増えてきます。おしっこが薄くなるのでニオイもあまりしなくなります。おしっこがたくさん出ているから安心と思ってしまいがちですが、量が増えてきた場合は要注意です。

●水を飲む量にも注目

体に必要な水分がおしっことして排泄されてしまうために水分不足となり、水もたくさん飲むようになります。多飲多尿が見られたら、慢性腎不全が疑われます。この病気は症状が現れたときにはすでに悪化していることが多く、一度かかると完治しないため、高齢猫の死因の上位にランキングされますが、初期のうちに発見できれば、症状をコントロールして長生きすることも可能です。おしっこと水を飲む量に変化が見られたら、早めに動物病院に連れて行きましょう。