適切なデンタルケア

ひどく口が臭ったり、歯がぐらついてきたり…、歯周病を患う高齢犬はめずらしくありません。犬の健康を損なう怖い病気ですので、動物病院で適切な治療を受けてください。

●動物病院で歯石除去や抜歯も

歯周病は、口臭、歯茎の腫れ、出血などのほか、目の下が腫れてきたり、あごに穴があいたりと、一見、歯のトラブルとは思えない症状が出てくることも。放置すると、歯周病菌が血流で運ばれ、心臓や肝臓、腎臓などの内臓疾患を引き起こす可能性もある怖い病気です。
治療は動物病院での歯石除去(スケーリング)が基本で、進行している場合は、抜歯が必要になることも。抜歯後の不自由さを心配する飼い主さんも多いのですが、犬は食べ物をほとんど丸飲みする動物ですので、歯を失っても人ほど不便を感じることはありません。
しかし、スケーリングなどの歯の治療には全身麻酔を伴います。高齢で麻酔のリスクが気がかりな場合は、最近は歯石を溶かす薬剤などもありますので、動物病院で相談してみましょう。