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ペットフードの研究・開発

ペットフード開発の核となる研究棟では、飼い主さまがワンちゃん・ネコちゃんに安心して食べさせてあげられる、より健康に配慮され、よりおいしいペットフードを作り上げるために、研究活動に役立つさまざまな情報を分析・調査しています。

図書室

より安全・安心で、健康に配慮されたフードを開発するために、日々アンテナを張りめぐらせているスタッフが、必要なときすぐに情報を調べられるよう、さまざまな書籍やデータをストックし、つねにアップデートしています。
栄養学やペットフード・食品、品質管理、添加物などについて、普遍的な情報が記された書籍のほかに、ペットや豚・牛などの家畜、食品に関する情報が掲載された最新の雑誌を、国内・海外を問わず取り揃えています。また、人間の食品業界での情報はペットフードにも大きく影響するため、一般の食品に関連する情報収集も欠かせません。

ペットフード実験室

製品化される前のペットフードの『粒』について、あらゆる角度から検査を行います。スタッフたちは、オフィスでもあるこの実験室で、まさしくペットフードに囲まれて研究しています。
※ここでは実験室で行われる研究活動の一例をご紹介します。

<硬度検査>

設計したフードの硬さが、ワンちゃん・ネコちゃんが好む歯ごたえであり、かつ、食べやすい粒に仕上がっているかを確認するために、粒に加圧し、どのくらいの力でつぶれるのかを検査しています。

<比重検査>

製品によって原材料は異なるため、たとえ同じ条件で製造しても、粒のふくらみ具合や大きさに変化が生じます。そこで、ワンちゃん・ネコちゃんのお口に最適なサイズの粒を作ることができるよう、原材料を変えることで、どのように粒のサイズや重さが変わるのかを検査しています。

<保存試験>

パッケージに正しい賞味期限を表示することはもちろん、賞味期限内はフードの品質やおいしさが劣化せず、きちんと栄養成分が保持されていることも大切です。

完成したフードは、必ず、常温で賞味期限を超える一定期間保存。フードの風味や栄養成分などの品質や色に、どの程度変化が生じるのかを確認する試験を実施します。そのほか、高温で保存するなど保存条件を悪くし、時間の経過による影響を早くみるための加速による保存試験なども行っています。

<フード粒見本標本>

試作した粒や、他社のフードでさまざまな形の粒を保管。20年以上前から、形・色など個性的なものが多くありましたが、ワンちゃん・ネコちゃんにとっての食べやすさや粒の崩れにくさを追求するなかで、最近は目新しい形状の粒は少なくなってきているようです。

分析室

ペットフードの配合設計には、フードメーカーの研究成果が注ぎ込まれています。分析室では、水分、たんぱく質、脂肪、灰分、ビタミン、アミノ酸バランスなどの栄養成分が、配合設計どおりに作られているか、保たれているかを分析・確認します。

成分の分析自体は機械で行われるのに対して、分析前の準備(=前処理)には人の手が必要。対象となる成分を取り出すために、粒を砕いて溶媒に溶かすなどの工程を、半日から2日以上かけて行うなど、手を抜くことなく丁寧に検査します。