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予防接種

【よぼうせっしゅ】

感染症を予防するために、ワクチンなどを注射または経口などで体内に入れること。ワクチンによって病原体に対する抗体を作り、免疫力をつける。

現在、ワクチンで予防できる猫の病気には、「猫ウイルス性鼻気管炎」「猫カリシウイルス感染症」「猫汎白血球減少症」「猫白血病ウイルス感染症」「クラミジア感染症」の5種類です。ワクチンを接種していてもまれに感染することはありますが、その場合も症状は軽くて済みます。

ワクチンを受ける時期

ワクチン接種で予防できる病気は、感染すると命にかかわる可能性のある怖ろしい病気ばかりですから、しっかりと予防しましょう。完全室内飼育で家から一歩の出ない猫でも、飼い主が外出して他の猫と接触すれば、そこから病原体を持ち込むこともあるので、ワクチン接種をおすすめします。

子猫は母親からの初乳によって母親の免疫を一時的に譲り受けます(移行抗体)が、徐々に効力がなくなります。移行抗体が切れた時期が一番感染症にかかりやすくて危険な時期なので、この頃にワクチンを打って、新たに免疫を作る必要があります。移行抗体は約50日間は有効とされているので、通常はこれが切れる生後2カ月くらいで1度目のワクチンを接種し、2〜4週間後に2回目の接種を行います。

また、ワクチンによって作られた免疫の効果は一生続くわけではありませんので、年1回くらいの割合で定期的にワクチン接種をして、免疫を継続させるとよいでしょう。

混合ワクチンの種類

一度の注射で複数の病気を予防できる混合ワクチンがあります。ワクチンの種類や組み合わせについては、獣医師に相談してください。

<混合ワクチンの例>

  • 3種混合/猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症
  • 4種混合/猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス感染症
  • 5種混合/猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス感染症、クラミジア感染症
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