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牛海綿状脳症/BSE

【うしかいめんじょうのうしょう】

狂牛病の呼び名で広く浸透したが、正式には、牛海綿状脳症(BSE/bovine spongiform encephalopathy)と言い、脳がスポンジ状に変化を起こす牛の病気。

1986年に英国で発見されました。2〜8年の潜伏期間の後、音や光に対する過敏反応、運動失調、起立不能などの神経症状を示して死に至ります。病原体は異常プリオン蛋白で、ウイルス、細菌、寄生虫などとはまったく異なります。異常プリオン蛋白に汚染された肉骨粉等の飼料を食べることによって経口感染し、牛同士の接触や空気を介して感染することはありません。飼料の中に含まれる肉骨粉が感染源と考えられています。

異常プリオンは、通常の加熱調理では破壊されません。発生国は欧州に多く、ほかにカナダ、イスラエル、日本、米国などです(2004年4月現在)。

肉骨粉

牛、豚、鶏などの食肉以外の骨や臓器を原料に、加熱処理して油脂を取り除き、乾燥させて細かく砕いたもの。高たんぱくでカルシウムも豊富ですが、BSEの感染源とされ、欧州連合(EU)や日本※では家畜に与えることを禁止しています。

※牛由来原料の混入がまったくないことが確認された原料業者が製造した、鶏由来原料の使用禁止措置は解除されました。

人への感染

BSEと同様に脳がスポンジ状になる、人の病気である「新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)」とBSEの関連性が指摘されています。BSEにかかった牛の危険部位(脳、脊髄、眼、回腸遠位部)を食べることで感染・発病するとの報告があります。牛との接触による感染や空気感染、人から人への感染の危険はありません。

ペットへの感染

犬での感染報告はありませんが、猫ではBSEと似た「猫海綿状脳症(FSE)」という病気の発生が英国で報告されています。

感染源は、BSEと同様のヒツジのプリオン病である「スクレイピー病」に感染しているヒツジの肉や、BSEに感染した牛を原料に使用したペットフードとされています。発症すると、音に対する過剰な反応、攻撃行動の激化、歩行困難、起立不能などの症状がみられ、死に至ります。今のところ、有効な治療法はなく、猫から猫に感染するかどうかもわかっていません。

牛肉関連食品の安全性

日本では、と畜場ですべての牛に対してBSE検査を行っています。また、検査結果にかかわらず、すべての牛の特定危険部位(脳、脊髄、眼、回腸遠位部)を取り除き、焼却処分しています。ですから、BSE検査により感染牛が発見されたとしても、市場に出回ることはありません。また、EUや米国など、発生国からの輸入も禁止しています。

ペットフードとBSE対策

ペットフード工業会に所属しているメーカーでは、豚・鶏由来の肉骨粉を使用したペットフードを国内で製造する場合は、製造工場・生産設備について、チェック機構である独立行政法人『肥飼料検査所』の立ち入り検査により適合確認を受けて製造しています。また、輸入製品についても、牛肉骨粉を使用しないように指導も行っています。2003年12月24日に米国で確認されたBSEの対策としても、ペットフード工業会ではさらに指導を徹底していきます。

なお日清ペットフードでは、ビーフ味の製品に、動物性油脂として牛脂を使用しておりますが、国内で製造されたもので、BSE特別措置法に基づき全頭検査を受けた国産食用牛の背脂肪と腹脂肪のみを原料として使用しています。また、トッピングに使用している牛肉はオーストラリア産を使用しております。オーストラリアはBSE未発生の国であるため安全です(2004年4月現在)。安心してペットにお与えください。

商品情報:日清ペットフードの商品のご紹介うちのコお食事バランスチェック:愛猫の食生活をチェックしてみましょう!