愛犬のハッピーLife百科
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問題行動・しつけ

引っ張りグセ

【ひっぱりぐせ】

散歩のとき、犬がリードをぐいぐい引っ張って、自分が行きたい方向に飼い主を強引に連れ回す行動。

犬に飼い主が引っ張られている散歩風景は、第三者から見れば「しつけのできていない犬」「犬の行動を管理できていない飼い主」とうつり、「万が一、飛びかかってきたらあの飼い主じゃ止められないのでは?」と不安感や恐怖心を与えることも。散歩中は飼い主がしっかり主導権をとってリードをコントロールする必要があります。

犬のペースに合わせて「犬まかせ」に散歩をしていると、散歩の主導権は完全に犬に握られ、ぐいぐい引っ張って自分勝手に進もうとします。また、ふだんから「家族の中で自分がいちばんえらい」と思っている犬も、飼い主を引っ張り回します。散歩中に大きな愛犬に引っ張られて転んでケガをする飼い主も少なくありませんし、リードにつながれているにもかかわらず、散歩中に交通事故に遭う犬もいます。

犬がリードを引っ張ったら、飼い主は止まる

散歩中、リードは短めに持ちます。そして、犬がリードを引っ張ったら、引っ張り返すのではなくその場に立ち止まります。飼い主がリードを引っ張り返すと、犬はそれに負けないくらいもっと強く引っ張って前に進むことを学習してしまうからです。犬が止まって飼い主の元に戻ってきたら、褒めたりごほうびをあげたりして、また歩き出します。

激しい引っ張りぐせがついていて、なかなかコントロールできない場合は、ヘッドカラー(ジェントルリーダー)などの、専用の矯正グッズを利用するのもよいでしょう。ただし、正しく装着できないと効果は得られないので、トレーナーや獣医師などに相談してください。

散歩中は、いろいろな刺激で犬の気もそぞろになっていますが、飼い主の号令にすぐに耳を傾けられるよう、ふだんから号令に従い、アイコンタクトがとれるようにしっかりとしつけておきましょう。

散歩コースは飼い主が決める

散歩コースも愛犬に決めさせるのではなく、飼い主が主導権をとって愛犬を従わせるようにします。毎日、同じコースだと、「次はこっち。その次はこっち」と犬が道順を覚えて、先に歩くようになるので、コースはいくつか用意してランダムに変えましょう。

また、少し走って排泄したら「ハイ、終わり」では、犬の欲求は満たされません。「歩く」「思い切り走る」「ボール遊び」「オスワリ、マテなどのしつけの練習」など、いろいろな要素を取り入れ、いくつかのコースと組み合わせて、バリエーションのある散歩を心がけましょう。

犬を思いっきり走らせてあげたいからと、リードをはずしてしまう人がいますが、これはルール違反です。いくらきちんとしつけができていても、他人にケガをさせたり、愛犬が事故に遭ったりなどの、不慮のアクシデントは起こりえます。散歩中のリードはお互いの安全を守る「命綱」でもあるのです。

リードをはずして走らせたいときは、ドッグランなど専用の場所を活用してください。

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