
食糞
【しょくふん】
犬が自分、または他の犬や猫などのうんちを食べてしまうこと。
食糞は、子犬によく見られ、成長とともに次第に治まることがほとんどですが、成犬になってから突然始まることもまれにあります。
跡形もなくうんちを食べてしまうので、初めは飼い主が気づかないことが多く、口の周りにうんちがついていたり、シーツに跡が残っていたりして発覚します。
原因ははっきりしていませんが、子犬では食糞すると飼い主が注目するので、それがうれしくてエスカレートする場合があります。他に内部寄生虫、消化器系の病気、食事の量・内容・栄養不足など、健康面の異常が原因のこともあります
「ウンチは食べてはいけない」と犬に理解させる
食糞は野生の犬科動物でもときどき見られる行為であり、犬にはウンチが汚いという不浄観はありませんので、犬にとっては自然な行動とも考えられています。しかし、人と暮らしていく上ではやはり不衛生ですし、他の動物のウンチを食べれば、寄生虫や伝染病に感染するおそれもあるのでやめさせましょう。食糞をやめさせるためには、「ウンチを食べてはいけない」ということを犬に教える必要があります。
注目されたくてやっている場合には騒がず冷静に対処します。現行犯ならば、「ダメ!」と低い声できっぱりと叱り、犬の名前を呼んだり、追いかけたりせずに淡々と片づけます。見ていないうちにやった場合は、犬を無視して冷静に片づけます。現行犯でなければ、叱っても効果はありません。
飼い主が過剰に反応しなければ、「ウンチを食べてもかまってくれない」と理解し、次第にやらなくなります。また、ウンチをしたらいつまでも放置せずに、食べられる前にすばやく片づけましょう。


