
飛びつき
【とびつき】
飼い主やお客さんの体に前足をかけて飛びつく行為。友好的な犬や甘えん坊の犬によく見られる。
来客などに犬がしっぽを振りながら飛びつくのは、うれしくて興奮している状態であり、犬にしてみれば歓迎のあいさつのつもりです。人見知りの犬ならば、遠巻きに様子を見ていたり、近寄らずに吠えたりします。
部屋の中に入ってからも、いつまでも飛びついたり、まとわりついたりするのは注目されたいという自己主張でもあります。普段、あまり飼い主にかまってもらえていないときは、お客さんが来たときに「あっちへ行っていなさい」と叱られたことを「飼い主がかまってくれた」と理解して、ますます飛びつくようになることもあります。
友好的すぎるのもトラブルのもと
犬好きの人であればその歓迎ぶりを喜んでくれるかもしれませんが、犬が苦手な人ならば恐怖心を持つでしょう。犬が大型犬だったりお客さんが子どもやお年寄りだったりしたら、犬に押されて転ぶなど思わぬケガをすることもあります。また、飛びつかれて洋服を汚されてしまうのも、相手にとっては決して気分のよいことではありません。
犬に悪気はないにせよ、友好的過ぎるのも時には迷惑になります。普段から飼い主にも飛びつかないようにしつけておきましょう。
興奮がおさまるまでは無視する
飛びつきをやめさせるためには、犬を落ち着かせることが肝心です。犬が飛びついているときは、目を合わせたり、声をかけたりしないで、リアクションをとらずに無視をします。そして犬の興奮がおさまり落ち着いてきたら「オスワリ」をさせ、ちゃんとできたらたくさんほめてごほうびを与えます。犬には飛びついて「注目されたい」という思いがあるので、「飛びつかなくてもかまってもらえる」ということを教えてあげればよいのです。
お客さんが来たときも、飛びつく犬を無視して先に中に招き、落ち着いてから遊んでもらうようにします。
飛びつきグセがなかなか治らない犬の場合は、来客時にはリードをつけて犬の動きを制限します。リードをつけたままお客さんと対面させて、少し時間がたって犬が落ち着いてからリードをはずせばトラブルを避けることができます。


