
拡張型心筋症
【かくちょうがたしんきんしょう】
心筋が薄くなって風船のようにふくらんで心臓が大きくなり、収縮する力が弱まって心臓の働きが鈍くなる病気。
拡張型心筋症は、おもに、ボクサーやドーベルマン、グレート・デーンなど大型犬に多く発症し、7歳以下の比較的若い犬で起こると言われ、元気や食欲がなくなる、疲れやすい、咳をする、運動中に失神するなどの症状が見られます。
現段階では完治させる方法はありませんが、薬によって心臓の負担を軽くしたり働きを補ったりして進行を遅らせ、症状を軽くすることはできます。薬は一生飲み続ける必要がありますが、病状をうまくコントロールして長生きできる犬も増えています。
また、低ナトリウム食による食事療法や心臓に負担をかけないために運動制限なども併せて行います。
症状が現れる頃には、病状が悪化している場合が多いので、この病気にかかりやすい犬種では、定期的に検査をすることをおすすめします。聴診、心電図検査、レントゲン検査、超音波検査などを行うことで、心臓の異常を早期に発見することができます。


