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肥満

【ひまん】

食事によって体内に取り込まれる摂取カロリーが、消費カロリーよりも上回ることで起こる症状で、犬でもっともよく見られる栄養障害のひとつ。

人も犬も食べ物から体内に取り込んだエネルギーを、「基礎代謝」(呼吸、血液循環、体温調節など、生命活動を維持するためのエネルギー)、「活動代謝」(日常生活や運動で使われるエネルギー)、「食事誘発熱代謝」(消化・吸収に使われるエネルギー)によって消費し、余ったエネルギーを脂肪として体内に蓄積しています。「肥満」とは、この体脂肪が体内に過剰に蓄積された状態のことです。

肥満のおもな原因

<カロリーオーバー>

消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多い状態。つまり「食べ過ぎ」によって起こりますが、犬の食事管理は飼い主に委ねられているので、正確には「与えすぎ」。ライフステージや活動量に見合った食事を与えなければ、すぐにカロリーオーバーになってしまいます。

<老化>

高齢期になると、筋力や内臓の機能などの低下によって基礎代謝が落ちることから体脂肪がたまって太りやすくなります。

<運動不足>

運動量が不足すれば、当然、消費カロリーもその分減るためカロリーオーバーの原因になります。また、加齢とともに好奇心が薄らいできたり、筋力が低下したりして、運動量も減少し筋肉も衰えます。筋肉量が減ると、基礎代謝が落ちて体脂肪が燃焼しにくくなります。

<室内飼育>

室内飼育でも散歩の時間を十分に取っていれば運動不足は解消されます。むしろ、室内で犬が暮らすようになって飼い主との距離が近づいたと同時に、食べ物をもらう機会もぐっと増えたことが肥満の大きな原因といえます。

<避妊・去勢手術>

発情や生殖活動に費やしていたエネルギーが必要なくなったり、フードの摂取量が多くなったりするので、摂取エネルギーを減らさなければ、カロリーオーバーになります。

<病気>

まれに、副腎皮質機能亢進症や甲状腺機能低下症など、内分泌系の病気が肥満の原因になることもあります。

<子犬の時の肥満>

通常の成犬の肥満は、脂肪細胞の1つ1つが大きくなっている状態です。しかし、成長期の子犬の頃に太ると、脂肪細胞の数そのものが増えてしまい、やせにくい体質になります。

<太りやすい犬種>

ビーグル、ラブラドール・レトリーバー、ダックスフンド、バセット・ハウンド、アメリカン・コッカー・スパニエル、キャバリア・キングチャールズ・スパニエル、シェットランド・シープドッグなどは、もともと体質的に太りやすい犬種。肥満にさせないよう、きちんとした食事と運動の管理が必要です。

商品情報:日清ペットフードの商品のご紹介うちのコお食事バランスチェック:愛犬の食生活をチェックしてみましょう!