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問題行動・しつけ 問題行動・しつけ

恐怖症

【きょうふしょう】

雷、花火、オートバイのエンジン音、車のクラクションなど大きな音に対して、犬が激しい不安感や恐怖心を抱くこと。落ち着きがなくなったり、震えたり、ひどくなるとパニックを起こしたり、体調を崩したりすることもある。

犬の聴覚は人間よりも優れているので、人には聞き取れない小さな音や高い音も聞き取ることができます。それゆえ音には敏感で大きな音は苦手です。ボリュームの大きなテレビの音など普段聞き慣れている音ならばまだしも、花火や雷、車のクラクションやオートバイのエンジン音、物が落ちたときの音など、突発的な大きな音には恐怖を感じます。 特にボーダーコリーなどのコリー系の犬種やジャーマンシェパードなどに多く見られます。

パニックが激しいときには治療も必要

大きな音に怯えて、震える、うろうろ歩き回る、飼い主にすり寄る、呼吸が荒くなる、おもらしするなどの行動が見られることがあります。パニック状態になると、家中暴れ回ったり、障子や窓ガラスを破ってでも外に逃げ出そうとします。パニック症状が激しい場合は、薬物治療が必要になることもあります。

子犬の頃にさまざまな環境や音などに接する機会が少なく、社会化が十分にできていないと恐怖症になりやすいといわれています。

音を聞かせて徐々に慣れさせる

大きな音への恐怖心を完全に取り除くのは難しいことですが、音を聞かせることで少しずつ慣れさせることはできます。

怖がる音が特定されている場合は、その音を録音して聞かせます。犬に「オスワリ」の号令を出し、初めは小さな音で聞かせて、おとなしく聞いていられたらごぼうびを与えます。こうして音を少しずつ大きくして徐々に慣らしていきます。

しかし、方法を間違うと逆効果になることもあるので、重症の場合は問題行動の専門家に相談してください。

飼い主が動揺しないことが大切

不安を感じている犬は、リーダーとして認めている飼い主に助けを求めようとします。「リーダーならばなんとかしてくれるかも」と思っているので、飼い主が一緒になって驚いたり、怖がったりしていると、愛犬もますます不安になります。雷が苦手でも、犬に動揺を悟られないような毅然とした態度を、できるだけ心がけてください。

また、犬が不安を訴えているときに、「怖いの?」「大丈夫よ」とやさしくなだめるのも実は逆効果。やさしくされると、「怖がってもいいんだ。やさしくしてもらえる」と思うこともあります。冷たく突き放す必要はありませんが、「おいで」「ふせ」などの号令を出すことで、「信頼できる飼い主の指示に従っていれば安心」と犬の気持ちを落ち着かせるようにします。

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